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働きごこち研究所の研究テーマとして、「テクノロジーが進化し続ける中で、人間はどう生き、働くか。組織、そして社会はどう進化していくか」を一貫して追い続けています。なぜそれをやるの?と問われたら、「好奇心ゆえ」と応えます。知りたくて、試したくて、たまらないからです。

好奇心は生きるエネルギーだと思います。若くても好奇心が低ければ枯れてしまいますし、年をとっても好奇心の高い人は若々しい。知りたい、やってみたい、という純粋な欲求から動き出すときに、楽しさが生まれてきます。この動きが生まれることで、今の仕事を変えたり、もしくはやり方を工夫して時間を創出しようとします。

DXで仕事を効率化する、というマインドになるためには、「興味や好きから、自分で何かプロジェクトを始めようとする、もしくは新しいプロジェクトに参加しようとする」というWill起点でのアクションがセットだと私は考えます。

ゆえに、DAOという名でプロジェクトをいくつか立ち上げています。日本のビジネスパーソンの「働きごこち」をよくするには、独立・副業・転職も大事だけれど、その前に自分の興味・関心のあるDAOに参加するという体験が有効なのではないかと考えるからです。

たとえば私が今年の頭から立ち上げたDAOは、「SAKE DAO」です。日本酒の蔵開きに行くことが好きで、酒蔵と街の文化が密接に関連していることを体験から感じました。しかし酒の消費量はどんどん落ち込んでおり、多くのローカルな蔵が持続可能性の危機に陥っています。「やおよろず」の国の日本。酒蔵の多様性を保つため、海外のユーザーに対して日本のローカルな旅体験や食体験を提供することをパーパスに掲げています。なぜこのDAOをやっているのか。それは「やりたくなってしまったから」です。つまりは純粋な好奇心と挑戦心。始めてみることで、課題・困難、そして面白みに気づくことができます。これは「オトナの探求学習」だと思います。子供が探求学習のプログラムになっているのだから、大人も探求学習の場が必要です。その場の一つがDAOに参加したり、プロジェクトを始めてみることだと思います。

そんな中、3月9日にトヨタ自動車のマネジメント研究会の場で「DAOの時代に自律的に生きるとは」というテーマで1時間30分の講演セッションをさせていただきました。Slidoを活用し、100名以上の方からたくさんの匿名コメントをいただきながら、僕がコメントをフィードバックしていく双方向ライブで実施しました。まさにいま、トヨタ自動車が博報堂キースリーと一緒に「企業内DAOツールのハッカソン」を実施しています。少しずつ、大企業の中でもWeb3やDAOの可能性について具体的に議論されるフェーズに入ってきたことを感じます。
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Podcast 3月のテーマは話題の「ChatGPT」

毎週水曜日に更新しているポッドキャストTranslation For Transformation(T4T)
今月のテーマは今話題のChatGPTです。
例えば「エンゲージメントを高める方法についてまとめて」と質問して、その回答に人間なら15分かかるところが、ChatGPTならわずか数秒で完結する。
ChatGPTを使って「楽」をしたことを、努力していないと捉えるのか?「楽」をして短縮した時間でさらに思考を深められると評価するのか?会社の在り方を見直すきっかけにもなるでしょう。

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セミナーレポート:組織のエンゲージメントを上げるための具体的なアクション

組織のエンゲージメントを上げるための具体的なアクションについて語ったセミナーの内容がレポートになりました。藤野からは、カルチャーの分断・リテラシーの向上と戦略理解浸透(トランスレーション)・ジョブクラフティングというテーマでお話しさせていただきました。

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メンバーのイデトモタカが、3月13日に出版いたしました!

この4年間、ともに深く仕事してきた同志のイデトモタカが出版しました。

フリーランスで「超」成果を上げる プロジェクトワーカーとしての働き方

「プロジェクトワーカー」という概念を世に広めて、「働く」のパラダイムをグルンとチェンジできる書籍です。

(本の中身!)
フリーランスが個人戦と思ったら大間違い。セールス、マーケター、デザイナー、バックオフィス――。一人ひとりの力は弱くても、みんな集まれば文殊の知恵。プロフェッショナルがパーティを組んで強敵に立ち向かう、勝ち組フリーランスの新しいサバイバル戦略。

(イデトモタカとは!)
イデさんは、私達チームのクリエイティブの心臓部分です。
1986年、大阪生まれ。株式会社 letter 代表。在学中からビジネスを行い、一度も就職することなくコピーライターとして独立。DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)に没頭し、26歳で参画したプロジェクトでは広告費10万円で7億円を売り上げる。現在は大企業を中心にインターナル・レターの制作、教育プログラムの開発を担う。株式会社働きごこち研究所の他、複数のチームに所属し活動。自由なフリーランスながら枠を超えたさまざまな領域の事業に取り組む。

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組織開発のカンファレンスでDAOについてお話ししました。

ODNJ Future Conference(未来カンファレンス)2023 において、Web3時代の自律型組織を考える ~イノベーションをうむ企業DAO(自立分散組織)の可能性~というテーマで、DAO総研の遠藤さん、ONEJAPANの濱松さんとともに講演させていただきました!
「一言で言えばDAOは学園祭」という私の多少乱暴なまとめが、どうやら伝わったようです。

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